ネズミ講と呼ばれるネットワークビジネスに挑戦する前に

楽しいから続けられるネットワークビジネス

ネットワークビジネスってねずみ講?

副業にネットワークビジネスを選ぼうと思った時、
まず、ぶち当たる壁があります。

それは、ネガティブなまわりの評価です。

特に年配者の方にはネットワークビジネスと聞くだけで
中身を知ることなく嫌悪感と拒否反応を持って反対し、
ビジネスと認めない方が多くいらっしゃいます。

どうしてこんなにネットワークビジネスの評判は悪いのでしょうか?

 

ネットワークビジネスの歴史

すこし、ネットワークビジネスの歴史を振り返ってみましょう。

ネットワークビジネスが生まれたのはアメリカです。

アメリカはとても大きな国で、
今でもニューヨークのような大都会と、
行けども行けども家一つ見つからないような田舎町の
両極端が存在しています。

そんな国の片田舎で商品を売ろうと思った時、
訪問セールスだと移動にばかり時間を取られて非効率的でした。

そこで考えられたのが商品を使ってくれた人の口コミで
新たな購入者を募るやり方だったのです。

商品を購入してくれた人がまた次の購入者を見つけ
商品の購入者が商品愛用者の輪となって大きく広がっていく。

そして今までは営業マンや広告にかかっていた費用を
この口コミをして広めてくれた人に報酬という形で渡せば
ますます口コミをしようという人が増え、
雇うことなくたくさんの営業マンを抱える以上の
効果を上げることができたのです。

この方法をとることは企業側にもメリットがあったのです。

販売店を町々に増やす必要がないメリット。
営業マンを増やさなくても商品が広められるメリット。

それはアメリカのような広大な国には理想的な方法でした。

そしてその報酬が魅力的なものになるように
改良に改良を重ねてきたビジネス…

それが愛用者のネットワークということで
ネットワークビジネスとかマルチ商法(MLM)とか呼ばれています。

それならどうして「ねずみ講」と呼ばれて忌み嫌われるのでしょうか?

それでは次に「ねずみ講」の事をお話ししますね。

 

ネズミ講とは

ネズミ講と言うのは「無限連鎖講」とも呼ばれ、
会員を増やすことで儲かる仕組みになっているビジネスです。

例えば会員になるときの入会金を1000円とします。
そしてその入会金は紹介者に払うとしましょう。

すると自分が会員になるときの出費が1000円です。

そして自分が新しく会員になる人を見つけた時、
その新しい人も紹介者、つまり自分に1000円を払うことになります。

もし、自分が5人会員を見つければ5000円の入金です。

この時点で4000円の儲けになります。

仕組みはこんな単純ではありませんが、
こうやってどんどん会員を増やしていけばどんどん収入になります。

でも、会員は永久に増えていくわけではないので
あっという間に限界が来てしまいます。

人口にも限界があり、自分の人脈にも限界があるからです。

そして、最後に会員になった人には
全くお金が入らないということになります。

それどころか入会金という出費だけにしかなりません。

最初からこの限界が見えているので「無限連鎖講」と呼ばれ
「この仕組みは詐欺である」と法律で禁止されています。

 

日本にあったねずみ講

日本でも戦後、人々が少しでも良い暮らしをしたいと
皆がお金を欲していた時に起こっています。

それは「天下一家の会」という会で
その時の被害者数は112万人、被害総額はなんと1900億円にもなったのです。

同じようなものが2002年にもありました。

「グランドキャピタル」という、
やはり投資会員を募る会社だったのですが、
この時は有名人がこぞって宣伝したことで被害が広がり
今の安倍首相も知らずに宣伝の片棒を担がされていたりで、
被害者は3千人、被害総額が100億円の社会ニュースとなりました。

こんな負の歴史がますますネットワークビジネスを怪しいものと
していったのです。

特にご高齢の方にはこの事件は
戦後の貧しい時に目もくらむ被害額だったこともあり、
「騙されるまい」という強い気持ちからいっそう
マルチ=詐欺という図式が刷り込まれてしまったのだと思います。

ちなみにこの「ねずみ講」という言葉は
会員の増える様子がネズミが子供を増やす時のように
親が子供を産み、そしてその子供が親になり子供を産む。

その子供がまた親になって・・・・
というようにすごいスピードで増えることからついたそうです。

 

ネットワークビジネスとねずみ講と呼ばれる理由

では、ネットワークビジネスはこの「ねずみ講」と
どんな関係があるのでしょうか?

それは、ネットワークビジネスもまた、
親という紹介者がいて、自分も商品愛用者(子)を作り出すことで親になり、
その愛用者もまた、次の愛用者を作ることで親となる。

この愛用者の増えていく様子が「ねずみ講」と同じだから
「ねずみ講」の被害を知る人たちには「詐欺」に認識されてしまうのです。

でも、こんな歴史があったおかげで
現在では法律によって無限連鎖に陥ることを禁じ、
ビジネスのやり方には厳しい目が光っています。

おかげでよほど運が悪くない限り被害にあうことは
少なくなってきています。

それでも「100%安心ですよ」とは言えないのが現実です。

 

ネットワークビジネスの見えない落とし穴

この厳しい法の網目をくぐり、
価値のない商品を購入させることで表向きは
会員を増やすのではなく、商品の愛用者を募っていると
思わせてねずみ講まがいをやっている会社があります。

また、こんな露骨な手ではなくても落とし穴はあります。

商品を大量に買い込みさせたり
ローンやカードで大きな金額決済を迫る例もあります。

自分は借入が多いからローンが組めないから大丈夫…
なんて安心はしていたら駄目ですよ。

悪質なところでは借入が多くて借りられない人を
ここなら大丈夫と言って悪質なサラ金を紹介して
ローンを組ませることもあるのです。

そんな時に決まって相手は
「これを購入すれば早くにレベルが上がって
他の人より多くの報酬がもらえます。このローンも
ビジネスで簡単に返せますよ。」と甘いことを言ってきます。

そんな甘言には絶対に騙されないでくださいね。

私もネットワークビジネスをやっていますが、
こんな会社の話を聞くととても腹が立ちます。

目先の「儲かるという言葉」で釣って
その人が後で苦しむのを知っていながら
自分の収入を増やすことしか考えていない。

そんな人がいるから、そんな会社があるから
ネットワークビジネスは白い目で見られるのです。

皆が本当に商品の愛用者となって
その商品を愛して、使用して、広めていく。

それが本来の健全なネットワークビジネスです。

もちろん、いきなり大きな収入になる事はありません。

でも、小さな収入が積み重なって
気が付いたら大きくなっていた…

そしてそんな小さな世界でも、
大きくなる可能性があるのがネットワークビジネスです。

 

参考にどうぞ

最後に私がネットワークビジネスで後悔しないために
基準にしたことがあります。

1、商品は1万円~2万円くらいでローンを組まなくて済むもの
2、3年やっても目が出なければ止める覚悟
3、やめるときに今までの購入代金を損したと思わないで済む
自分に必要で良い商品を選ぶ
4、ビジネスをせずに商品だけを購入するのもありという会社を選ぶ
5、親身に相談に乗ってくれそうな人から申し込む。

これは私個人の当時の状況から決めたことですが
これからビジネスをされる方の参考になったらうれしいです。

そして、ネットワークビジネスを自分の未来づくりに選ぶなら
健全に楽しく、長く続けられるものを選んでほしいと願っています。

後ろ指さされずにできるネットワークビジネス